『BadTrip』感想

 ぐるぐるめーさんのサイト、『暗国の杜』に掲載されているほか、BOOTHでも購入できるR18小説、『BadTrip』につきまして。

犯罪者集団の工作員ヴィクトールは、薬物を違法に売買していた。いつも仕入れに行く薬局でファティマという薬剤師と知り合い、やがて2人は組織に命を狙われ逃亡生活を始める。

(公式サイトより)

 サイトの方は残酷描写の関係でR15相当、書籍はR18となっておりますので、閲覧の際はご留意ください。

 全体的にシリアスな空気や題材を取り扱っており、本文は手に汗握る展開が続きます。インディペンデンス・デイみたいな映画が好きな人には刺さる可能性が大きいと思いますね。スピーディーでアクションシーンも盛り上がって、ロマンスもありつつヒューマンドラマまで複数同時進行し、映画を一本見たかのような満足感が楽しめます。

 これだけドラマティックな要素をふんだんに盛り込みながらも、広げられた風呂敷はしっかり畳まれ、不完全燃焼感はありません。この作品構成力、すごい、うらやましいです。

 手に汗握る展開にドキドキし、主人公たちが成長していく王道物語(シリアス風味)が好きな方は、是非。